出場機会なしの香川、ELポルト戦へ切り替え「（監督との話はないが）次に向けて準備」

現地時間21日（以下現地時間）に行なわれたドイツ・ブンデスリーガ第22節で、出場機会がなかったドルトムントMF香川真司。試合後にブンデス公式HP（日本語版）でのインタビューに応じ、次の試合へ切り替えると述べ、アクシデントについても振り返った。

　敵地で３位レヴァークーゼンとの上位対決に臨んだドルトムントは、64分に素早いリスタートからFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで先制。この場面でリスタートの位置やタイミングなどについてレヴァークーゼン側が猛抗議すると、同チームのロジャー・シュミット監督が退席処分となった。

　しかしシュミット監督はこれに応じず、試合は中断。結局同監督はその後退席命令に従い、９分後に試合が再開され、ドルトムントがそのまま１対０で勝利していた。

　香川は試合後、ブンデス公式HPのインタビューで、出場機会がなかったのは25日のヨーロッパリーグ（以下EL）のポルト（ポルトガル）戦を見据えてのことかと問われ、「別に（それについてトーマス・トゥヘル監督との）話はないですけど、まぁそう捉えて次に向けて準備します」と返答。意識はELへ向かっているかと問われると「そうですね、もう切り替えて。勝てたので、良かったと思います」と答えている。

　試合中断のアクシデントについては「（最初）わけが分からなかったです。ようは１回、（シュミット監督が退席しないから）時間を置いたってことですよね？」と把握しきれていない様子で「流れに任せてましたね」と振り返っている。

Yahoo!ニュース　ISMより