ルディ退場で流れが変化
香川真司の所属するドルトムントは28日、ブンデスリーガ第23節でホッフェンハイムと対戦。試合は本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われ、香川は先発出場を果たした。
試合が動いたのは26分。ホッフェンハイムがカウンター攻撃のチャンスを得ると、MFルディがドリブルで持ち上がり、鋭い飛び出しを見せたFWフォラントにパスを供給する。ワントラップからフォラントが強烈なシュートを放つとGKビュルキが弾き出し、こぼれたボールをMFルディが押し込んで先制に成功する。
追いつきたいドルトムントだが、最終ラインに5枚が並ぶホッフェンハイムの堅固な守備陣に苦戦し、ボールを持たされる状況が続く。43分にフリーキックからMFロイスが狙いすましたシュートを放つも、GKバウマンの好セーブにあう。ドルトムントは枠内に飛ばしたシュートはこの1本だけにとどまり、前半終了のホイッスルを聞く。
ホッフェンハイムが1点をリードして迎えた後半。ドルトムントのトゥヘル監督は、後半の立ち上がりから香川に代えてMFギュンドアンをピッチに送り出す。香川は前半、なかなかボールを収めることができず、フラストレーションの溜まる試合となった。香川に代わり投入されたギュンドアンは48分に左ポストを叩くシュートを放つなど、独力で突破しホッフェンハイムゴールに迫る。
すると58分、ホッフェンハイムのルディが、オバメヤンに後方からスライディングを仕掛けて一発退場。ホッフェンハイムは1人少ない状況になり、試合の流れが変化する。80分、コーナキックの流れからMFムヒタリアンがファーサイドにシュートを決めて同点に追いつくと、85分にはピシュチェクによる折り返しのクロスに対して、途中出場したアドリアン・ラモスが強烈なヘディングシュートを決めて逆転に成功する。
さらに後半アディショナルタイムには、オバメヤンがダメ押しゴールを決めて試合終了を迎える。ドルトムントは苦しみながらも、終盤に得点を重ね3-1のスコアでホッフェンハイムに勝利を収めた。
[メンバー]
ドルトムント:ビュルキ、ピシュチェク、スボティッチ、ベンダー、シュメルツァー、ヴァイグル(→アドリアン・ラモス 74)、香川(→ギュンドアン 46)、シャヒン(→ライトナー 74)、ムヒタリアン、オバメヤン、ロイス
ホッフェンハイム:バウマン、ビチャクチッチ、シェア、ジューレ、ルディ、シュトロブル、カデジャーベク、トリャン、アミリ(→ポランスキ 63)、フォラント(→ハマド 72)、ウート(→シュヴェグラー 86)
[スコア]
ドルトムント 3-1 ホッフェンハイム
[得点者]
ドルトムント:ムヒタリアン(80)、アドリアン・ラモス(85)、オバメヤン(90+)
ホッフェンハイム:ルディ(26)
http://www.theworldmagazine.jp/
Yahoo!ニュース theWORLD(ザ・ワールド)より
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