チームにバランスをもたらしていると言及
イタリアのミランを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督が6日、セリエA第28節のサッスオーロ戦に向けた会見で勝利に向けての意気込みを語った。
1日に行われたイタリア杯準決勝のアレッサンドリア戦では快勝を収め、同大会の決勝進出を決めているミランだが、リーグ戦では現在勝ち点47の6位と低迷。目標とするチャンピオンズリーグ出場圏内である3位ローマには勝ち点差9をつけられている。今後はすべての試合で勝利を求められるであろうミランのミハイロビッチ監督はサッスオーロ戦について会見で次のように話している。
「サッスオーロは素晴らしいチームで、不調から脱したね。とても調子が良く、我々にとっては非常に困難な試合となるだろうが、チームには勝利するためのクオリティがある」
「ミランがサッスオーロのホームスタジアムで勝利を収めたことがないのは事実だ。しかし私は監督としてあそこで負けたことがないし、選手たちを信じている。ユヴェントスやナポリは強敵だし、ローマも彼らのすぐ後ろに迫っている。我々は彼らに挑んでいく必要があるが、タフさが求められるよ」
同監督は日本代表MFについても言及している。
「ミランの10番を背負っている以上はより多くのゴールを決める必要があるが、本田は型破りな10番としてそれ以外の仕事を完璧にこなしてるね。彼は我々にバランスをもたらし、今の戦術システムに大きな貢献をしているんだよ」
指揮官が言う“それ以外の仕事”とは、守備面における貢献や、味方のスペースを作り出す潤滑油としての働きのことだろうか。しかしミハイロビッチ監督は同時にゴール数を伸ばすことも要求しており、本田圭佑にとっては 今後の残り試合でしっかりアピールしていきたいところだろう。
Yahoo!ニュース theWORLD(ザ・ワールド)より
0コメント