クリスタル・パレスに1-0の勝利 「オカザキは前線でバトルしていた」
レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は19日に行われた敵地クリスタル・パレス戦に先発出場し、後半31分までプレーした。得点には絡めなかったが、英地元メディアも「前線でバトルしていた」と攻守両面の奮闘を称え、合格点を与えた。試合は1-0でレスターが勝利している。
英地元紙「レスター・マーキュリー」の採点(10点満点)で岡崎は7点の合格点だった。勝利したレスターは決勝点を挙げたアルジェリア代表MFマフレズら4選手が8点で並んだ。岡崎を含む他7人が7点と採点された。最前線から怠ることなくプレスを掛け続けた岡崎は、前半から激しい守備や体を張ったポストプレーを連発。何度もピッチに倒れ、ユニホームが土だらけに汚れるほど体を張っていた。岡崎らしい泥臭いプレーはイングランドでも相変わらず高く評価されていた。
「岡崎は前線でバトルしていた。いくつかの得点チャンスもあった」
後半2分にはMFオルブライトンのパスをエリア内で受けると、DFを背負いながらも素早く反転してシュートを放ったが、わずかに枠を捉えることができなかった。同11分には左サイドからのロングスローに反応して、惜しいヘディングシュートも放った。いずれかの決定機を決めていれば、さらに評価は上がっていただろう。
11戦連続スタメン出場で勝利に貢献
英地元紙「デイリー・ミラー」でも7点の合格点がつけられた。同紙は決勝点アシストのFWヴァーディ、中盤の要のMFカンテとMFドリンクウォーターが8点でチームトップタイ。先発した8選手が全て7点だった。
岡崎は11戦連続スタメン出場とレギュラーに定着しており、勝利に貢献していた。前節(14日)のニューカッスル戦では衝撃的なオーバヘッドキックで決勝点を奪い、全世界から称賛を浴びた。この日は得点に絡むことはなかったが、交代時にはスタンドから拍手の嵐が送られた。そのことがレスターにおける岡崎の重要性を物語っていると言えるだろう。
Yahoo!ニュース サッカーマガジンゾーンウェブ編集部
●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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