サンプドリア戦前日会見でブロッキ新監督が起用方針を語る
ACミランのクリスティアン・ブロッキ新監督が、17日のサンプドリア戦に向けた記者会見に臨んだ。日本代表FW本田圭佑について、練習態度を高く評価し、トップ下とサイドで併用する方針を明らかにしている。
ミラネッロで行われた記者会見で、指揮官は熊本地震の被害者に対するお悔やみの言葉でスタートさせた。
「新しい4-3-1-2システムの戦術での本田のポジションはどうなるのか? そして本田を技術的にどう評価しているのか?」
日本のテレビ局の質問を受けた新監督は、「本田は確実に、実力を見せてくれると思う。他の選手たちにも同じことが言えるが、それぞれ個々の選手たちのプレースタイルをそばで見て、ゲームの状況に応じて、どういうプレーができるか観察することができた」と語った。ミランの下部組織で指導してきたブロッキ氏は本田のみならず、選手個々のプレーを注目した。
本田の練習態度は「最高だった」と絶賛
「常に4-3-1-2で試合をするわけではない。就任会見の時にも話したように、3人の攻撃的な選手たちはスペースを広げることもできる。だから本田はサイドアタッカーとしても、司令塔としてもプレーできる。2つのポジションがこなせる。チームに重要な貢献ができる選手だ。他のすべての選手と同様に、チームの中で重要なポジションを獲得するために、私に選択を悩ませるようなプレーを見せること。それが彼に要求する課題だ。今週の彼の練習での態度は最高だった」
4-3-1-2システムのトップ下のみならず、4-3-3システムでウイングとして起用する可能性もあるという。シニシャ・ミハイロビッチ監督には4-4-2システムで攻守のバランスを取る右サイドハーフとして評価された。新体制での本田には、トップ下とウイングでのアピールが求められている。
Yahoo!ニュース サッカーマガジンゾーンウェブ編集部
●文 text by Soccer Magazine ZONE webより
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