日本代表MFに厳しいコメント
現在のチームに満足できない人間が取るべき手段は、自然と限られてくる。イタリアセリエAのミランでプレイする本田圭佑は今夏の退団が噂されているが、その移籍先として浮上しているトッテナムは本当に理想郷だろうか。
指揮官がシニシャ・ミハイロビッチからクリスティアン・ブロッキへと交代したことで、本田の立場は大きく揺らいでいる。彼にとって唯一の救いはプレミアリーグ複数クラブからの関心が連日のように報じられていることだろう。トッテナムを始め、ウェストハムやエヴァートンといった名門クラブが本田の獲得を検討中だとされるものの、米『bleacher report』はミランの10番がトッテナムでは“ベンチ要員”になるだろうと推測。素晴らしいドリブル技術やスピードの速さ、そして創造性豊かなパスセンスに一定の評価を与えながらも、同選手には際立って優れた才能が何もないと指摘している。また仮に本田がスパーズ加入を果たしたとしても、エリック・ラメラやデレ・アリ、そしてソン・フンミンよりも序列は下だと述べ、韓国代表FWソン獲得時にも本田と同じような懸念材料があったものの、同選手は23歳と若く未来があると分析した。
イタリア屈指の名門で背番号10を纏う本田に対し厳しい分析を続けた『bleacher report』は最後に「トッテナムは本田圭佑の移籍金額に関わらず、彼との契約からは手を引くのが賢明だろう。ヨーロッパには本田よりも優れた選手が大勢いるからだ」と締めている。
かつてマヌエル・ルイコスタやジャンニ・リベラといった名手たちも背負ってきたミランの10番。現在その責務を果たしている本田は、この辛辣な評価を必ずや覆してくれるはずだ。日本が誇る天才レフティーの奮闘に期待したい。
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