ミランの運命はどうなる?
ACミランは誰のものなのか。その答えが、さほど遠くない未来に出るかもしれない。仮に現オーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏が同クラブを中国企業へ売り渡してしまう場合、来季以降もミランのユニフォームを着続けることができるのは、ごく僅かなようだ。
伊『Tutto Sport』は「中国人がミランの経営者となるのか?」と銘打ち、イタリア屈指の名門が大きな変革を迎える可能性を指摘。同メディアによるとベルルスコーニ会長のクラブ売却が正式に決まれば、来季のミラン残留を“確実に”勝ち取ることができるのは、ジャンルイジ・ドンナルンマにイニャツィオ・アバテ、ルカ・アントネッリ、そしてジャコモ・ボナベントゥーラの4人だけだという。そして我らが本田圭佑や、イタリア期待のCBアレッシオ・ロマニョーリ、そしてエースストライカーのカルロス・バッカといった主力選手でさえ、残留するかどうかは不透明だとしている。一方、本田とトップ下のポジションを争うガーナ人、ケビン・ボアテングやマリオ・バロテッリ、リカルド・モントリーヴォ、ルイス・アドリアーノ、そしてアレックスといった選手らには“不合格”という評価が下されたと同メディアは伝えた。
昨夏には大金を投資し、多くの新戦力を加えたミランだが、前指揮官シニシャ・ミハイロビッチの下で奏功したとは言い難い。果たして来季は魅力的なチームとして生まれ変わることができるのだろうか。そして、そこに金髪の“バランサー”の姿があることを願いたい。
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